長かった北欧旅行も本日が最後。なんだかんだで2週間なんてあっという間だ。
昨日、最後の夜はパーティーで盛り上ろうと言っていたものの、帰宅が遅くなり色々と間食をしたこともあって結局夜に買ってきたピザだけで済ませてしまったこともあり、これまで購入したけれど食べきれていない食材をたっぷりと使った結果、やたらと豪華な朝食となった。
てか、朝からチキン1羽って・・・。
一度オッグ家に荷物を置きに戻った我々は再びトゥルクの中心地へと向かうためにバス停へ。今日の夜はトゥルクの大聖堂で行われるというオルガンコンサートに行くのだ。
バス停にて、オッグが話の流れで「そこまで手が回らないよ~」と言いながら突如腕をまわし始めると、それを見ていたクッコは「それをやるならこれくらいやらなくっちゃ」と言いながらすごい勢いで肩の後ろに腕をまわし始める。うん、なんかすっかり旅の仲間だね。
今回の旅で観光ができる最終日。我々はトゥルク屈指の観光名所であるトゥルク城へ。
城のゲートをくぐると中庭に何やら大きな座席が組まれていたのだが、どうやら近くに城の中庭で創作オペラの上演があるらしく、そのための準備をしているらしい。
北欧旅行14日目の朝は激しいノックの音と共に始まった。
トゥルクに到着する30分前の5:30に船員のおばちゃんがノックをしながら部屋の扉の鍵をあけてきて、もうすぐ着くから下船準備をしろと強制的に起こしにきたのだ。
てかやっぱり常に震度2~3くらいの揺れがあるので熟睡できなかったし、4時間くらいしか眠れてないので猛烈に眠い。うーん、今回の方が行きよりも大きな揺れがグラっとくる場面が多かったんだけど、これが海のコンディションによるものなのか、船の性能の違いによるのかは不明。
トゥルクからストックホルムへ来る時には、シリヤラインという船会社を使ったのだが、今回はヴァイキングライン(フィンランド語ではヴィキングライン)という会社の船でトゥルクへと戻る。本当は往復でチケットを取った方が安いのに、乗り比べたいためにわざわざ違う会社の船で往復することにしたのだ。
この二つの会社、似たような時間に似たような価格で同じ路線を走っているライバル同士なのだが、実際に乗船すると雰囲気は結構異なる。
衛兵交代を見終えると、我々は王宮の土産物店で買った品々を荷物に入れてしまおうと一度ホテルへと戻ることに。
既にチェックアウトしているにもかかわらず、預かっている荷物を一度出してもらってそこに買ってきた荷物を詰め込んで改めて荷物を預けるというなかなか強気な我々。せっかくホテルまで戻ってきたのだからということで、そのままホテルのレストランで昼食をいただくこととなった。ランチはおかずを頼むとサラダバーが食べ放題というシステムだったので結構満足。
さて、15:00にランチを食べたばかりだが、せっかくストックホルムで一泊するのに夕食を軽く済ませるわけにはいかないので、再びガイドブックのお世話になってディナーのお店を選ぶ。
そして、ここまできたからには料理のジャンルは選択肢はただ一つ、スモーガスボードしかない。日本で食べ放題のことをバイキングという由来にもなっているスウェーデン伝統のビュッフェ形式の料理である。
旅の疲れによって引き起こされた(ということにしておく)トラブルもようやくおさまって、時計を見ると15:00近い。とりあえずランチがまだだったので、ガイドブックで遅くまでランチができそうな店を探し、因縁のセルゲイ広場へ。
散々騒いだ後だったこともあり、無事迷うことなく広場に到着。てか、ホテルから歩いて10分くらいなんですけど・・・。